この度、ダイヤモンド社より、「空室が日本を救う! -イノベーティブ企業22社からの提言(谷 正男 著)」が出版されました。こちらの商品ページ よりご購入いただけます。
内容紹介
日本社会が抱える課題の一つに空き家、空きビルなどがある。この課題解決に必要なのが発想の転換、アイデアである。人口が減少し、若者たちのワーキングスタイルが変わりつつある今、スペースの用途を単に住まいやオフィスに限定する従来型の発想では、本当の意味での課題解決には結びつかない。外国人や企業、シングルマザーなど入居困難者や介護、保育、クラウドソーシングなどといった用途で空きスペースを必要とする人が増えている現状を鑑み、自由な発想でスペースを活用していく事こそが解決の糸口となる。そして、こうした取り組みは空室問題の解決だけではなく、女性就労や子育て支援、医療、介護、インバウンドなど、一見空室とは関連性がないようにも思える様々な日本の課題を一括して解決する可能性を秘めている。そこで、本書では画期的な発想で空室問題の解決にあたる20社の実例や知見、ビジネスモデルを紹介する。
著者について
株式会社全国空室対策協議会代表取締役社長。株式会社アットオフィス代表取取締役会長。大手仲介会社の取締役営業部長を経て、1998年不動産ベンチャー企業を創業。わずか3年で営業50名の会社に育てる。2000年に同社のマーケティング部門としてアットオフィスを設立。2003年には顧客CTIシステム、2006年には物件CTIシステム「1DAYUPシステム」、2007年にはメール物件紹介システム「ビルケンドットコム」などのシステムを開発。また、営業教育カリキュラムは延べ500名以上の受講者実績がある。2014年に全国空室対策協議会を立ち上げ、空き家・空きオフィスを、医療や介護、育児、学童保育などを融合する「社会福祉モール」として活用する取り組みに注力している。